社会人デビューに伴いサイトを放置して約20日が経ちましたが、マジで書くことがないです。
この期間の俺の生活を文章に起こすと「労働」
簡にして要を得るとはよく言うけれど、
「面白いことが無いのなら愚痴を書けばいいじゃない」と、手練れのマリーアントワネッ子なら言うだろうけど、
それでも無理やり文句らしきものを捻り出すとすれば「オフィスの階段がちょっと急」
はたして「ちょっと急な階段」
いや、いないと思います。
そんなのパンチラで飯を食ってる人か、
そんなわけで、なにか書きたいことがあったわけでもないのに見切り発車してしまったことにすごく後悔しつつ、今回は終わりにします。
オチは思いつかなかったので、誰か考えてください。
一番面白いオチを考えた人はさん付けで呼びます。
超F級素人!戦慄の社畜デビュー!
ってなわけで、大学生とかいうなんの負い目を感じずに半分ニートのような生活を送れる魔法の身分が明日で失効する。明日からは社会という名の無間地獄に収監され、文字通り馬車馬のように社畜ロードを邁進しなければならない。
つい2か月前まではこんな浮かれたタイトルの記事を書いていたというのに時間というのは残酷だ。
本来ならば入社前日なんていうのは学生時代の思い出写真などを眺めて涙ぐんだりするのがスタンダードなはずだが、俺の写真フォルダはほぼ100%ラーメンの画像で占められた脂ぎった代物なのでそれも出来ない。
かくしてこのようにインターネッツに陰気なセンテンスを並べ立てて気持ちの整理をつけている次第である。
別に今更働くのが嫌だとか言う気はないのだが強いて愚痴らしきものを言うのであれば、青春をどこかに置いてきたどころかその存在すら確認できなかった事が残念でしょうがない。
以前大学の講義をサボって雀荘に行ったとき、トイメンのオッサンに「大人になってからでも青春なんていくらでも出来るヨ」と言われたことがあるが、昼間から雀荘で学生をカモっている歯ぬけのオッサンの言う「青春」とやらをイマイチ信用する気になれず、半ば諦めモードで今に至っている。
とりあえず明日は食パンでも咥えながら曲がり角を全力疾走で曲がってみようと思う。ひょっとしたらそこから新たな青春が始まるかもしれないし。
ったく春になったとたん、やれ出会いだ別れだ乙武が不倫だなんて浮かれやがって。そんなんだからお前らはダメなんだよ
大体なあ春なんて良いとこ一つもねえんだからな?
まず、花咲くだろ春って。あれ、ダメだ。花綺麗だろって?バカかお前は。
花ってのはなあ花粉飛ばすんだよ花粉。あれなあ本当になんとかなんねえのか。
受粉したいのは分かる。俺もしたいもの。でもそういうのは他人に見られないところでやるもんだろうがよ。
辺り構わず飛ばしまくって挙げ句、俺の粘膜に受粉してどうすんだ。
花と鼻間違えちゃいましたってか?やかましいわバカか!
あと花見な。
桜の下で酒飲んでワーワーってアホなのか?
そりゃ桜は綺麗だから見てえよ。酒も美味いから飲みたい。でもそれを一緒くたにしてどうすんだって話よ。
こちとら二つの欲求同時に満たせるほど器用じゃねえんだよ。
お前は寝ながらウンコ出来んのか?ああ、それは出来んの?クソ野郎だな本当に。
じゃあ正妻いるのに他の女と付き合えるのか?え、やってるやついるのかよ。クソ野郎だな本当に。
まあとにかく二つの事同時にやろうってその気概が感心しねえ。
一つのことに全力投球。男ならコレよ。
とにかく春ってのは良いとこ一つもねえんだよ。色恋にうつつ抜かす暇があんならもっと経済回せって話よ。
春最高なんて高らかに叫んじまう奴は全員クソッタ
(プルルルルルルルルル)
チッ良いとこなのに。ちょっと待ってろ。
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はい、もしもし?どした?
え・・・好きって俺のことが?
あ、うん。俺も前から好きだった。うん、じゃあ・・・これからよろしくね。
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ツーツー・・・
春サイコ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!
俺は腹が弱い。
前世がヨーグルトを使った猟奇殺人を繰り返すシリアルキラーかなんかで、今その報いを受けてるんじゃないかというレベルで常に腹を壊している。
そんな俺が先日、ノロウイルスを患った。
ノロウイルスはやばいとの評判は各方面から聞いていたが、そこは日々の腹痛無間地獄の中でありとあらゆる修羅場を越えてきた俺である。かかった当初は全然余裕と思っていた。
しかし、間違っていた。
ノロウイルスは、やばい。
身を灼かれるような腹痛。
身体中のありとあらゆるところから出てくる色んなリキッド。
周りに人を寄せ付けない絶対的な感染力。
腹痛マイスターとしてはどれを取っても一級品と言わざるを得ない。
もし、ミシュランに腹痛部門があれば三つ星は確実であろう。
だが、本当にやばいのはそこではないのだ。
何がやばいって、ノロウイルスは「基本的に自然治癒しかない」というところだ。
というのも、ノロウイルスには特効薬というものがいまだ存在しないらしい。
そのため、罹患者は治るまでトイレにこもって上から下からノロウイルスを排出し続けることしかできないのだ。
かくいう俺も上水道か下水道がいつ決壊するかといった不安の中、トイレにこもってこの文章を書いている。まさに便所の落書きである。
そんなわけで退屈な日常に刺激を求める人、もっとオラ強い腹痛(やつ)と戦いてえと思っている人は是非ノロウイルスに罹患することをお勧めする。なんなら俺の家まで来てくれればフレッシュなノロウイルスを譲ることが出来るのでその際はご一報ください。
いつも以上に実の無い文章になってしまったが、ケツから実を捻り出すので精一杯(ウマい!!!!)ということで一つ、お許しいただければ幸いだ。
このサイトを作って気付けば1ヶ月が経とうとしている。
脳味噌の代わりにマカロンを詰め込んだパッパラパーな女なら
「1ヶ月記念!
とか言い出しかねない、短いようで長い一ヶ月。
サイト管理人の承認欲求を数値化してくれるともっぱらの評判のア
これもひとえに、
ペコペコお辞儀をしすぎて、
しかし、
今はなんとなくその場その場でダラダラとふざけた文章を書いてい
なんか周りの同年代は、けいざい?とか、せいじ?
などと自問自答をすることもしばしばだ。
まあ、
よおし!これからはけいざい(漢方)とかせいじ(超面白い言葉)
大学の卒業が確定した。
サイト的には留年した方が美味しかったのだが、親族サイドからの「留年したらマグロ漁船に乗れ」というエキサイティングな進路指導もとい恐喝のおかげもあってか、無事に大卒の肩書きを手に入れることが出来た。
生来、千鳥足ながらものらりくらりと大きな凶事は避けて生きてきた俺である。留年するなんて露ほども思っていなかったのだが、やはり一抹の不安はあったので、やっと肩の荷が下りた気分だ。
とはいえ、第1期「人生ー学生編ー」が終わったここからは、2期目の「人生ー社会人編ー」に突入するので、また新たに肩の荷を積み直さなければならないと思うと、かなり気が重くなるのも正直なところ。
1期は女性キャラの登場シーンが極めて少ない平凡なクソシナリオだったので、2期は毎日ベッドに飛び乗って起こしてくる妹や、すごい誘ってくる女上司などの要素も取り入れた起伏あるシナリオになることを願うばかりである。
もちろん主人公の性格及び人間性の改善が女性キャラ登場及びフラグ成立のキーになることは言うまでもないので、結局俺次第なのだが。
頑張るぞ。
みんなーハロチュッパチャップスレロレロレロ~(*^ー゚)☆
今日は女子が愛を込めたsweetsをスキな男子にあげちゃうシアワセな日!その名もバレンタインデーなのだ☆
みんなはもうチョコを意中のカレにあげたかな??
えー!渡せなかったの?それは残念だね!
で、そのチョコどうするの?え、いやいやいや欲しいとかじゃなくてさ!余ったらもったいないし、ね?俺も一応今年一個も貰ってないからまあちょうどいいかなーみたいな!ねえ、おい!聞いてる!?おーい!
誰もチョコをくれない。
満を持して、いつもよりハイテンションで1日を過ごしてみたものの、全く貰えない。
別にチョコが好きなわけではない。どっちかと言えば嫌いかもしれない。
だが、別にチョコが好きだから欲しいとかそういう問題ではないのだ。
「バレンタインデーにチョコレートを貰う」この事実に意味があるのだ。
この競争社会ではチョコを貰えた者は勝者、貰えなかった者は敗者なのである。
そして今のところの俺は完全なる敗者だ。
だが、俺も男だ。負けたままで1日を終わらすのは胸糞悪い。
そこで俺は考えた。
舞いによって雨が降る「雨乞い」というのがある。
もし、雨乞いが可能なら同じくチョコを降らせることも可能なのではないか?
俺は天才か?ここから俺の「チョコ乞い」が始まる。
まずは、下準備からだ。
最初に神への供物を用意する。
イメージとしては稲穂や清酒が好ましい気がするが、今回はそこら辺に転がっていたカカオ豆を使うことにした。
そして、儀式に必要なものといったらやっぱり火だ。
しかし、家の中で焚き火をするのは危険なのでコンロの火で代用することにした。
次に豆をそのコンロの火にくべ、香ばしい匂いがするまで煎っていく。
豆を煎ったらフードプロセッサーで粉状になるまで砕く。
その後は カカオバター、粉砂糖、粉ミルクをそこに加え、1時間ほど練り続ける。
出来上がったペーストを型に流し込み、冷蔵庫へ入れたら儀式の下準備は終わりだ。
後はここから約3時間、ひたすらに舞うのみだ。
俺は舞った。
こんな風に踊ったところで本当にチョコが手に入るのか?そんな風に、正直半信半疑であった。
しかし、ここで舞わねばならぬという気がしたのだ。
俺は全身全霊をかけ、チョコの神に祈り続けた。命を燃やして舞い続けた。
そして、3時間が経った。俺は成し遂げた。
達成感に打ち震えながら、天を見上げる。
しかしチョコは、降らなかった。
チョコの神は俺を見放したのか?儀式のやり方が間違っていたのか?
いや、そもそもそんなもの自体ないのだ。
なーにがチョコの神じゃ!なーにがチョコ乞いじゃ!
踊ってチョコが降るなら食糧難なんて起きねえんだよ!
そんな風に俺は、己の愚かさを呪った。
なんだか興醒めして、供物(笑)を捨てようと冷蔵庫を開ける。
しかし、そこに供物(笑)はなかった。
代わりにそこには、チョコレート(甘)があった。
Fin.
この文章はフィクションです。チョコ貰えなかった事以外。
俺のバイトは世間でよく言うところの、デリバリー業だ。
デリバリーと聞いて真っ先に風の俗的なモノを思い描いた皆さんは心が汚れているので恐らくこの先は読めない。我がサイトは心の綺麗な人間しか住めない、言わば聖域。
不浄なる者はその聖なる光に身を焼かれてしまうのアッツ!何これ!何この光!身体が・・・焼かれ・・・。
というわけで、今は心に一寸の汚れ無きピュアッピュアな子犬に生まれ変わって改めて書き直してます。あ、書き直してますワン。
ぼくは今宅配の飲食店でバイトしてる訳なんですけどワン。
客層は様々おれど、自宅に直接モノを届けるわけですからやはり店舗業態に比べて少し変わったお客様は多いわけですワン。
ワンって書くのめんどいのでここからはヒトに進化する。進化というのは得てしてこのように生きていく上での不便を解消するために行われるエゴイスティックものなのだ。
何の話だっけ。ああ、そう。変わった客がわりと多いのだ。
ゴミ屋敷もあれば、5人のフィリピーナを擁するフィリピン屋敷も見たことがある。パンイチで出てくる男性なんてザラだし、時には胸元ユルユルのTシャツ一枚で出てきてそりゃもう垂涎モノのアッツ!ごめんなさい!アッツ!
ハアハア・・・し、しかし上に挙げたものはまだ序の口なのだ。
俺がこれまで見た中で一番驚いたお宅は、まず庭にアヒルがいた。
綺麗な新築の庭に、アヒルである。分からない人のために一応説明すると、生命保険とか勧めてくる鳥のことだ。
間近で見るアヒルの予想外な大きさになんとなく腰が引けながらも玄関に辿り着き、チャイムを鳴らすと意外にも綺麗な女性が迎え入れてくれた。
内心ホッとしながら挨拶を交わし、ふと足下を見ると大きな亀の置物があったので、その時はああ動物が好きなんだなーとか思いつつ接客を始めたと思う。
しかし、始めたはいいのだが、なんだか足が重い。重いっつーか痛いレベル。
なんぞなんぞと再度足下を見下ろすと、なんとさっきの亀の置物が俺の足に乗っているではないか。
え、亀の置物を引き寄せる超能力かなんか発現しちゃった?とかテンパっていると家主が
「ごめんなさーい!こら!レッドどきなさい!」
と置物を叱り始めた。え、何これ夢?
よくよく話を聞いてみると、どうやら俺が置物だと思っていた亀はペットで、生きているらしい。よかった、せっかくの超能力なのにめちゃくちゃニッチなやつを引き当てるところだった。
その後はレッドが俺のズボンをムシャムシャと頬張り始め、初めての協同作業とばかりに家主と一緒に引き剥がすというちょっとしたハプニングはあったが、接客自体はつつがなく終了。
帰り際、家主に動物たちの事を聞いてみるとまだ何匹かいるとのこと。少し見ていくかとの誘いに、次は虎かライオンか分からないがとにかく命の危険を感じたので断り、早々に店への帰路についた次第であった。
今でも思い出すとあの家はかなり衝撃的だ。でも俺があの家で衝撃的だと思ったのはアヒルでも亀でもなく、家主のお姉さんがめちゃくちゃ巨乳で尚且つユルユルのTシャツ一枚でアッツ!ごめんなさい!アッ・・・・・・・
以上、お粗末様でしたカメ。
大学で全て単位を取り尽くし、後は就職まで鼻でもほじりながら待機しているだけの俺であるが最近は様々な不安に襲われることがある。
例えば
果たしてこのド丑三つ時に寝てド昼に起きるような自堕落な生活から急に規則正しい社会人ライフに切り替えることなど可能なのだろうか?
彼女もいないまま社会という孤独な平野に放り出されて果たして親に孫の顔など見せられるのだろうか?
給料のみで家賃や食費や奨学金の返済を賄った上でまともな生活を成せるのだろうか?
最近めちゃくちゃウンコの切れが悪いのはなんとかならないのだろうか?
こういった不安が次から次へと押し寄せては、精神的ヒットアンドアウェイを繰り返してゆくのである。
辛うじて残った心の防衛基地が対抗して希望的観測バリアーを張り巡らせるが
大丈夫大丈夫!良い目覚まし買えば!
大丈夫大丈夫!チンコだけはでかいんだから!
大丈夫大丈夫!最悪その辺に生えた草でも食ってれば!
大丈夫大丈夫!食物繊維をたくさん摂った上で、過度な夜更かしはせず健康的な睡眠時間を心がける!寝る前と起き抜けには必ずぬるま湯を飲むように、そのほかの時間も水分摂取は怠らない!それでもだめならストレスで自立神経系に影響が出てるかもしれないから心療内科か脳神経外科で一度しっかり診てもらうこと!
このようにウンコに関する悩み以外はとても目を当てられるような内容ではなく、このまま社会人になってもただ便通の良い世捨て人になるのがオチだ。
ではそうならないために、今のうちに改善できるものはないか考えてみると、色々と出来るような気がしてきた。
まず、生活リズムの改善。
もともとあまり友達が多い方ではないので、自分の予定で動くことが出来るしこれはなんとかなりそうだ。
もし友達が多かったら、カラオケオールしたりスノボー行ってそのまま夜通し語り合ったり、宅飲みしてそのまま将来の夢語り合いながら飲み明かすやら、テーマパーク行ってあああああああああああもうやめてえええええええええええええ!
申し訳ない。つい取り乱してしまった。とにかく、友達が多いと色々時間を制約されがちなので友達が少ないこと。こいつはアドバンテージになる。少なくとも規則正しい生活を送りたいのであればこれより良い環境はないのである。断・じ・て・ないのである。
続いては彼女問題。
これはまず、俺の今の女性関係を考えてみると答えが導き出せそうだ。
俺は友達こそ少ないが合コンにはよく誘われる。
役割は言わずもがな、噛ませ犬である。
しかしよく考えてほしい。こいつはチャンスだ。普段、噛ませ犬としてキャスティングされてるこの俺が今度は奴らを噛み返したら・・・これだ!女どもも俺の男らしさに惚れて・・・フフフ考えただけで笑みがこぼれてくる。
ここからはあらゆる状況に備え噛み返すシュミレーションをするだけだ。
―――――――
女「この中で一番お酒強いの誰ー?」
友1「そりゃなーw」
友2「そりゃもちろんとまじゅーだろwww」
俺「あのなー、酒ってのは強い弱いじゃないの。楽しく飲めりゃそれで良いだろ?」
よしよし!ここまでは完璧!後は一気に畳みかけて奴らを潰すだけだ。
俺「てかそんな強い弱いにこだわるならお前らどっちが強いのか試してみろよ」
決まったあああああああ!!勝確!!
友1「は?ノリ悪っwww」
友2「女ちゃんたちもそう思うよねー?」
女1「うん、いいから早く飲みなよーw」
アレ?アレ?
俺「お、女2ちゃんはそんなこと思わないよね・・・?」
女2「早く飲めよ」
決まったあああああああ!!キャイン!キャイーン!もっと噛んでーー!!
―――――――
ダメである。とりあえず俺はどうやら根っからの噛ませ犬のようだ。もうこうなったら彼女問題は後!最悪風俗とJKお散歩で心を満たせばいいし!
となると、最後はお金の問題か。元々浪費癖があり、家でめちゃくちゃ酒を飲む俺である。貯金はなかなか難しい。
ではどうするか?簡単な話だ。
貯金が出来ないのなら使いきれないほど稼げばいい。
恐らく多くの読者は俺のあまりの賢さに、画面の前でひれ伏し床を舐めまわしていることだろう。
では具体的な方法はというと。
宝くじを買おうと思う。
恐らく多くの読者は今、画面の向こうに顕現した聖哲を前に両手で天を仰ぎ己の愚かさを呪ったことだろう。
サラリーマンの生涯賃金が約3億。
宝くじなら上手くいけば6億稼げるのである。人生って本当にイージーモードだ。
以上、こんなところで全ての問題はまだ机上ではあるが、片付いたといってもいいだろう。
さて、誰か俺を助けてくれ・・・!
「『どーもー宜しくお願いしますー』。」
「いやあ今日も暑いですねえ。」
『暑いですねえ。こんな暑いと首に巻き付けられた氷が溶けることによって作動する時限式の爆弾がいつ爆発してもおかしくないですね。』
「いやいやいや、ちょっと待って。」
『ん?』
「ん?じゃねえよ!なんだそれ聞いてねえよ!てか近寄るんじゃねえよ!そんなもんさっさと然るべき機関で取ってこい!」
『いや、でも今日ライブ本番だったし・・・』
「いやいや!爆発して首が飛ぶよりライブサボってクビがトんだ方がまだマシだろうが!」
『お~!山田君座布団あげて!』
「お~!じゃねえよ!何感心してんだ!そんな物騒なモンついてたら山田も怖くて近寄れねえわ!」
『いや、でも警察に行ったらお兄ちゃんが』
「お前まさか・・・兄貴が人質に・・・?」
『下着泥棒なのバレて捕まっちゃうかも・・・』
「さっさと捕まっちまえそんな奴は!!」
『でも、今32歳で独身無職。趣味はフィギュアの収集で特技は2chで集めた情報で政治を語ること』
「妥当だわ!!!捕まって妥当だわ!!」
『あっ!あんまり熱くなるから氷が溶けてきて!マズい!作動する!』
「うわ、やばい!逃げ(ジリリリリリリリリリリリリ)うわあああああああ!」
『ああ、ごめん。目覚まし時計セットしたままだったわ。』
「なぜ!!!なぜ漫才中にセットしてる!!なぜ目覚まし時計を携行してる!!てっきり爆弾が作動するのかと思ったわ!」
『いや~ごめんごめん。爆弾の方はもうちょっとかなー。えへへ、もうこんなに溶けてるの。』
「何お腹の赤ちゃん見せる感じで見せてくれてんだよ。もういい、ここまで来たら間に合わないから俺たちで解除するぞ!」
『そんなことしたら・・・』
「へへ。相方の命が危ないんだ、俺も命懸けないとな。」
『ネイル割れるかもしれないよ』
「そこ!?別にネイル割れたからって死にたくなっちゃうようなギャル観は持ってねえよ!」
『そんなんいいからさっさと解除しようよ』
「こっちの台詞だわ!えーとここがこうなってアレがここに・・・よし!分かったぞ!この2本の線のどっちかが解除コードだ!でもどっちなんだ!クソッ分からない!」
『何色と何色?』
「青と・・・あのー、黄色と黒のストライプ。」
『黄色と黒のストライプってあのーアレ危なそうな感じの?』
「そう、あの危なそうな感じの・・・。」
『うん・・・じゃあ切る1本は、任せるよ・・・』
「ああ・・・じゃあこの青いコードを切るぞ。」
『うん、でももしかしたら私死ぬかもなんだよね・・・』
「大丈夫・・・死ぬときは一緒だ。」
『えへへ・・・ありがとう。昔からそういうとこ、大好きだった・・・。爆弾解除してからも一緒にいてくれる?』
「実は俺も好きだった。もちろん、幸せにするよ。そろそろ、切るぞ?」
『うん・・・手繋いでて・・・』
「分かった。行くぞ!」
(パチンッ)
ドカーーーーーーーーンッッ!!!!!!!
「あーあ、結ばれちゃったよ」
『結ばれちゃったねー』
「最後まで漫才調で行ってくれれば解除したのに」
『だよねーリア充はねー』
「うんリア充だしねー」